インナーチャイルドが待っている!

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概要:
インナーチャイルド, ホメオパシー

11 第1章 感情を探るされている状況にあります。人から「ばか」と言われると怒るタイプの人がいます。ほとんどの人は優れた人間を目指しており、ばかにされるような人間にならないよう努力しています。ばかと言われて怒るのは、自分をばかと言った相手を否定することで、自分の存在価値を守ろうとしているからです。否定する方法として、相手を言葉で言い負かす方法もありますし、暴力で黙らせる方法や無視する方法もあります。いずれにせよ、それを実行するには怒りの感情が必要になります。一方、人から「ばか」と言われると泣くタイプの人もいます。自分がばかであることを自覚しており、自己卑下している人は、ばかと言われると悲しくなります。ばかと言われて悲しくなるのは、ばかと言われた事実を受け入れるからですが、その悲しみの感情があるから、ばかであることを乗り越えようという力が湧きます。あるいは、人から「ばか」と言われると逃げ出すタイプの人もいます。自分がばかであるかどうか確信のない場合、ばかと言われると怖くなります。ばかと言われて逃げ出すのは、自分がばかであると判明してしまうのを回避しようとしているからです。したがって、そのような事態になることを極力避けようとします。一般的に人は、自分の存