インナーチャイルドが待っている!

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概要:
インナーチャイルド, ホメオパシー

14概念は空を真っ二つに切り裂き、違いを通して物事の境界をつくり出すものです。それは一本の棒状の形態をしています。両端をもつ棒が一つであるように、違いを作り出す概念というものも、もともとは一つの同じものです。それが高速で回転(自転)してその中心に判断する意識(自分)が形成されます。目に見えるもの、耳に聞こえるものなどを通して、瞬時に物事を概念で区別し、意識をつくり出します。このように空から最初に意識(=概念)が誕生するのです。概念自体には善いも悪いもありません。それは単に区別するためのもの、違いをつくり出すためのもの、物事を明確にし、世界を明確にするためのもの(=自分という意識をはっきりさせるためのもの)でしかないのですから。大本の概念は〝自分と世界〟で、自分と世界はもともと一つのものだったのですが、自分と他という概念によって自ら分けて、「自分」という意識が形成されたのではないかと思います。意識が、善悪という概念にとらえられると、善悪の概念の周りを回転(公転)しはじめます。この意識の回転運動が、思考(価値観=信念)というものです。電子が原子核にとらえられ原子核の周りを回転するように、意識が善悪にとらえられ善悪の概念の周りを回転するようになります。そして、電子が原子核の周りを高速回転することで原子として物質化するように、意識が善悪の周りを高速回転することで粒子化(思