ホメオパシーの手引き⑬ 放射能

ホメオパシーの手引き⑬ 放射能 page 18/24

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概要:
ホメオパシー , 手引き, 放射能

161. はじめにチェルノブイリ以来、放射能の話題は誰もが対処せねばならないこととして非常に重要になった。チェルノブイリ原発の事故は、そのことについて勉強したかどうかにかかわらず、われわれみなが、避けられない放射能の負荷に対して備える機会となった。1896年のウィルヘルム・コンラッド・レントゲンによるエックス線の発見は人類の歴史に新たな一章を刻むことになった。これが電離線との意識的な初めての出会いだったのだ。まもなく放射性物質が発見され、その性質が単離され、まったく新しい世界が人類の目の前に開けたのである。小宇宙はもはや神秘主義の領域ではなくなった。打って変わって科学の領域となったのである。研究所での最初の実験は、この未知の世界に対する高い見識をもたらした。人類は宇宙の基礎的要素を発見する途上にあったのだ。大宇宙から小宇宙へ、目に見えるものから見えないものへと。徐々に小世界の驚異的な動力が明らかになり、多くの人の心が大きな恐怖でいっぱいになった。これらの新発見による動力を向こうみずに操作すれば、大宇宙の壊滅を導くことは免れない。このことは神秘主義において昔から知られている事実である。だからこそ小宇宙についての教授は、はるか昔から少数の者のみに与えられたのである。この古代の知識を封印してきた門が、いまや開かれ始めたのだ。イエス・キリストやその他の偉大な人物が神の愛を教えた時代、今日このように償いを求めるようになるとは誰も予見できなかった。いまの人類の課題はこのような動力の巧みな扱いを学ぶことである。われわれは科学技術においてある程度まで大宇宙を支配することに成功したが、われわれが対峙せねばならない驚異的な破壊力である小宇宙を同様にうまく制御できたことはなかった。これを巧みに制御することは、愛を通じてのみ可能なのである。