ホメオパシー的信仰

ホメオパシー的信仰 page 13/24

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概要:
ホメオパシー的信仰, ホメオパシー出版, 由井寅子著

???? とともに発表しましたが、ドイツの人々にとって日本の神道や仏教に基づく病気に対する考え方は大変興味深いものだったようです。実際、今日本の古神道が世界的に評価されてきています。ドイツで「日本にはどれだけの神がいるんだ?」と聞かれたので、「やおよろずだから八百万!」と言ったら「えーっ!」とびっくりされちゃったわけです。葉っぱにも空気にも風にも神がいるわけですから、この古神道の考えというのはすばらしいと思います。私たちが失ってしまったものは何かと言ったら信仰心です。 私たちが学ばなければならないことの三つ目は、その信仰心を取り戻すことです。今回の東日本大震災と福島原発事故を通して私たち日本人が乗り越えていかなければならないことは何かを考える中で、神の否定、国の否定、民族の否定、自己の否定ではないかと思い至りました。第二次世界大戦で日本が敗戦国となり、連合国によって侵略戦争のぬれぎぬを着せられ、マスメディアの情報操作を伴う占領政策と罪悪感政策、目に見えないものを否定するような教育によって、信仰心を失い、愛国心と日本人としての誇りを失い、罪の意識が植え付けられ自尊心を失ってしまいましたが、今回のことはそれら失ってしまった本当に大切なものを取り戻すために必要な試練のように思えたのです。そのために、原子爆弾を投下され廃虚と化したのと同じ状況が日本に必要とされたように思ったのです。実