ホメオパシー的信仰

ホメオパシー的信仰 page 9/24

電子ブックを開く

このページは ホメオパシー的信仰 の電子ブックに掲載されている9ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「電子ブックを開く」をクリックすると今すぐ対象ページへ移動します。

概要:
ホメオパシー的信仰, ホメオパシー出版, 由井寅子著

?? 電が悪い、原子力保安員が悪いと外にばかり目を向け自分たちを被害者にすることは、大切なことを見逃してしまうことなってしまうと思います。犠牲となった人々には申し訳なく思いますが、生き残った人々や私たち日本人が自分たちの何が間違っていたかに気づき、生き方・考え方を正していくことが彼らへの最大の供養になると思うし、そうしないと彼らの犠牲が無駄になってしまうと思うのです。 たとえば、オーストラリアには山がないので雨が降りません。雨水をためる大きなドラム缶のようなものを国が無料で支給しています。私がオーストラリアに行ったとき、人々はそのためた雨水で洗濯をしていました。また沸かして飲んでもいました。水は一滴も無駄にできないというわけです。日本には山があり、山があるために雨が降り、大きな谷や大きな川ができます。とても自然が豊かです。しかし日々あるものが明日もあるという保証はありません。そう思えば水があることがとてもありがたいじゃないですか。 このように普通にあるものに感謝の念がもてるようになったら、大いなる意志と言ったらよいでしょうか、そういう尊い意志があるということにも気づいていけると思うのです。そしてそれに対して自然と感謝の念、畏敬の念が生じてくると思うのです。それが信仰心というものではないでしょうか?