更年期を通して霊化する女性

更年期を通して霊化する女性 page 24/34

電子ブックを開く

このページは 更年期を通して霊化する女性 の電子ブックに掲載されている24ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「電子ブックを開く」をクリックすると今すぐ対象ページへ移動します。

概要:
更年期を通して霊化する女性, ホメオパシー出版, メリッサ・アシレム著, 由井寅子訳

22序 章 進化としての更年期  更年期とは女性の人生における進化の過程です。自分自身の能力を発揮するための移行期です。私たちが種として生き残ろうとするなら、この力が大いに必要とされます。高齢の女性たちこそ、私たちの道徳的守護者であり庇護者です。彼女らは虐待に対しては容赦なく抗議し、不作法や暴力に対してはなりふりかまわず闘う口やかましい女です。女性は熟年期に入ると、若いころには言えなかったことが口から出てくるようになるものです。この転換期に到達した女性には、英知の師としての可能性がもたらされます。更年期は、この段階への通過儀礼としての意味を持ち、若さの再生が英知の再生へと転化される時期であります。 熟年期に達することが、何も性的能力の終わりを告げるわけではありません。女性の生殖能力と性的能力とは別のものだからです。私たちの社会は、女性は養育者であり、母性を象徴する受け身的存在であるという固定観念にとらわれ、一方的な見方をします。そのため、それが何であれ、母性的領域を超えるものは、すべて妨害されてきたのです。何千年もの間、女性の