更年期を通して霊化する女性

更年期を通して霊化する女性 page 27/34

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概要:
更年期を通して霊化する女性, ホメオパシー出版, メリッサ・アシレム著, 由井寅子訳

25 した。「HRT(訳注:ホルモン補充療法)について教えてほしいのです。この療法についてのあなたのご意見をうかがいたいのです」。私は、ホメオパシー的立場からみて、抑圧薬であるステロイドの使用を勧められないことはわかっていました。合成エストロゲンをとることによって、体は、通常50歳以降に起こる代謝変化を経験せざるを得ないことも知っていました。私たちホメオパスがいつも話している本来のバイタルフォースにとって、これがかなりの危険性をはらむことも知っていました。とはいえ、私はそれについて、自分の本当の気持ちを言葉に出せずにいたのです。私にできたのは、統計を引用し、更年期の症状に対応するためのさまざまな代替医療を引き合いに出すことだけでした。近代においての更年期への処方は、もっぱら生体臨床医学の見地からのみとなっています。ほとんどの女性の更年期症状は、男性的見地に基づいた「専門家」や学会によって解釈されてきました。私たち女性の人生は、異種の性を持つ人々によって定義づけられてきました。素材について全く知識のない人たちによって解析研究が進められてきたわけです。 一方、私自身も、多くの女性、患者、友人たち、同僚たちと話すことによって、そして自分自身がその過程を経験することによって、今では更年期というものの実体をより深く理解できるようになりました。更年期の症状について最もよくわかっているのは、現在そのさなかにあ