スピリチュアル・マテリア・メディカ 第1巻

スピリチュアル・マテリア・メディカ 第1巻 page 24/30

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概要:
スピリチュアル・マテリア・メディカ 第1巻, ホメオパシー出版, ユブラジ・シャルマ著, 二宮美幸訳

1076訳者あとがき 「この本は、世に出るのが10 年早かった」本書の著者ユブラジ・シャルマ氏にお会いしたとき、あまりに深遠な内容に、「いったいどうやってこんな情報を得たのですか?チャネリングですか?」と尋ねたら、にっこりほほ笑んで、そうおっしゃった。英国での出版が2004 年。構想と執筆に数年を要していたとして、構想からちょうど10 年ほどたった今、日本語版が出るのは、機が熟したということかもしれません。 本書には、レメディーのエネルギー、レメディーのメッセージ、それもスピリチュアルなメッセージが、満ち満ちています。本書に紹介されているレメディーをひとつひとつ理解していくと、まるで、そのレメディーを口に含むのと同じように、レメディーのエネルギーそのものを感受し、レメディーの持つ振動とご自身の魂とが共振する体験をされることでしょう。 本書を訳していた頃の私は、まさに人生の大転換期にあり、激動の毎日を送っていました。もしかしたら、その変化の波は、レメディーのエネルギーによって、生み出されていたのかもしれません。私が、スピリチュアルな事柄への関心を深め、瞑想をしてみたいと思ったのも、本書に出てくるモルダバイトという隕石のレメディーがきっかけでした。そこからさまざまな出会いや体験、気づきがあり、自分の内面を見つめるようになり、おかげさまで、今では、以前とはまるで別人のように、なんの恐怖も執着もなく、楽しく魂の旅を続けております。 実は、本書の翻訳という作業そのものも、レメディーのエネルギーの影響を多分に受けていました。そもそも、翻訳に携わっていると、1ページあたり、およそどれぐらいの時間で仕事が進むものか、ある程度の見当がつくものですが、本書については、それが全くといってよいほど、あてはまりませんでした。例えば、ナックスボミカというレメディーは、まるでワーカホリック。とにかく仕事が大好きで、自分のやり方で、どんどん突っ走っていくところがありますが、そのエネルギーそのままに、ナックスボミカの項目は、あっという間に訳し終えることができました。その一方で、全く訳が進まなかった項目もありました。プランボンという鉛のレメディーです。影響を与える惑星は、土星。どこまでも重たく、ゆっくりと、沈んでしまうような感覚で、いくら机に向かっても進まず、たかだか数ページに、半月近くも、もがいていたように記憶しています。 翻訳が進まないといえば、興味深い現象もたびたび起こりました。例えば、ラトロデクタス・マクタンスという、クモのレメディーの翻訳をしていたときのことです。私は、ある会合の仲間から、誤解を受けてしまいました。なんとか誤解を解こうと試みましたが、何か言おうとすればするほど、相手からは拒絶されるばかりでした。そして、ついに自分の正当性を認めてもらうことをあきらめたその直後、机に向かうと、停滞していた訳が、どんどん進んでいくではありませんか。そして、最初に読んだときには全く心に残らなかった一