目に見えない病気

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概要:
目に見えない病気, ホメオパシー, 精神疾患

9監修者まえがき( 読者のみなさんへ)が持つ癒しの力について、第五巻では霊印派という派閥の治療法の癒しについてです。聖遺体については自然物との対比で、なぜ聖遺体に癒す力があるのかが説明されています。霊印派は、『ヴォルーメン・パラミールム』で論じられた五つの治療の流派のなかの一つです。この治療法は、「言葉の力」、すなわち「言語的暗示」による精神療法あるいは心理療法と言えるものです。目に見えない身体の病気の治療法として霊印派の治療が取り上げられたことは注目してよいでしょう。ところで、目に見える病気の大本は目に見えない病気にあると言っても過言ではありません。目に見えない病気とは信念の病気のことで、信念の病気の最大のものが間違った信仰です。正しい信仰は自分の命を清浄にしますが、間違った信仰(新興宗教において多々見られる)は自分の命を穢してしまいます。信仰の問題は自分の命と直接的に関わる問題だからです。信仰の問題はかくも重要な問題であり、自分の命を大本から傷つけてしまう可能性があることを理解する必要があります。そして、そうした信仰をはじめとする信念がどれほど多くの病気の原因となっているかを理解する必要があります。自分の命を傷つけることができる者は自分しかおら