目に見えない病気

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概要:
目に見えない病気, ホメオパシー, 精神疾患

10ず、それは命の源を否定する考えだったり、自分自身を否定する考えだったりします。実際、私がホメオパスとしてクライアントを治癒に導くのに苦労したケースは、強い信念の病気がある場合でした。たとえば、「自分が治ってしまったら看病している夫は自分から去ってしまうに違いない」「自分は人より心も体も弱く生まれた人間であり、自分で病気を治す力などない」「自分は先祖の因縁で病気をしており、罪を償っている」「神などいるわけがなく、人は自分勝手に生きればよい」などです。私たちはパラケルススが述べるように、自由に何かを信じる自由が与えられています。そして、信じることで信じる自分が形成され、その信じた自分の目で世界を見るから、世界はその通りに見えるという真実について述べています。だからこそ、本来の命と、それによって得られる正しい認識を取り戻すために病気が神から与えられるのです。もし病気が与えられなかったとしたら、私たちはどうやって自分の間違いに気づき、それを正すことができるでしょうか?  パラケルススは、多くの病気の根本原因は目に見えない間違った信念にあることを完全に洞察しており、それゆえ病気になることも神意の表れであり、たとえ悪魔に唆