目に見えない病気

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概要:
目に見えない病気, ホメオパシー, 精神疾患

16は、私たちにとって無駄ではない。このことから私たちは次のことを教えられるからである。すなわち、私たちの目が見えているとしても、自然の光のもとでは目が見えていない状態にある、ということである。それゆえ、このことについて探究することは当然である。地上に生きる私たち人間は、自然の光がなければ、すべての自然物について何を知っているというのか。自然の光によって私は語り続け、その内容は目に見えるものから目に見えないものへと広がっていく(4)。目に見えないものについても、目に見えるものと同じくらいに驚くべき内容となるであろう。自然の光のもとにいる限り、目に見えないものも見える。実際の目で見て知ることのできるものについては、前半で述べたように、あまり示す必要はない。というのも、実際の目によって大世界を見ることで、大世界は哲学的に探究されるようになり、解明されるからである。こうして探究されたものは目に見える。だが、後に続く別の巻で議論される事柄は、目に見ることはできない。したがって、目に見えないものを目に見えるようにするには、多くの事柄がさらにもっと論じられる必要がある。事実、今までの弟子たちは、手荒で、粗雑