目に見えない病気

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概要:
目に見えない病気, ホメオパシー, 精神疾患

17序 文で、乱暴な仕方で教育されてきた。そのために彼らは、目に見えるものに関してすら使いこなすことができない。しかし、さらに考察を進めるために、次のことを心得てほしい。すなわち、この世界も、この世界の中に見えてつかめるすべてのものも、じつは世界全体の半分にすぎないこと、そして、私たちに見えないものであっても同じように運んだり、持ち上げたりできるし、本性もあれば特性もある、ということである。だから人間の場合も残り半分が存在し、目に見えない世界はその残り半分に働きかけ、それと類似しているのである。したがってこの二つの世界(5)は、一つの肉体に二つの人間が存在していることを意味する。被造物(6)には非常に不思議なところがある。それゆえ被造物は、神が目に見えない仕方で創造したものであっても、私たちの目に見えるように創造されたものであっても、自然の光においてきわめてすばらしく探究されうる。確かに、神は、自身の偉マグナリア(7)業、すなわち御業を、そして自然の光の鍛錬の場を明示なさるので、私たちの目は御業を見ることに飽きないだけでなく、驚嘆せざるをえない。さらに、それら自然物を探究せざるをえないのである。これら自然物は、実際の目の視覚によってとらえることはできなくても、やはり、盲人の前に立ってい