新・植物のためのホメオパシー

新・植物のためのホメオパシー page 5/30

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概要:
植物, ホメオパシー, レメディー, 園芸, 有機

3日本語版監修者まえがき日本語版監修者まえがきまだほんの初期段階にある植物へのホメオパシー治療を実践している著者は、自分の体験や、家族そして友人たちとの体験を分かち合いながら、また幅広い視野から植物へのホメオパシー治療への理解を促しつつ、その実際的な方法を示してくれます。植物もまた日焼けをするばかりでなく、ストレスにも苦しみ、人間以上に疾患や損傷によって傷んでいます。そして残念なことに、その多くが人間によってもたらされた被害であることにも改めて気づかされます。著者は読者に反省を促すとともに、私たちにも手軽に支援できること―例えば、化学農薬の使用を控える、そして植物にとって不可欠な存在であるハチやチョウのミニパラダイスを作る―庭の片隅にハチやチョウの大好物の花の種を蒔いて、ミニハチ野原やミニチョウ野原を作ってあげる―を提案する。こうしたことがひいては、植物の世界への支援につながるのです。文中で述べられているように、「しばしば主観的に振る舞う私たち人間と違い、植物は症状の好転や悪化を自分で“解釈”することがないため、植物に適切なレメディーを投与した場合、その効果を客観的にみることが容易である」、つまり、植物はレメディーに素直に、そして直接的に反応するため、その反応自体がホメオパシーが有効であることの証左となり、そこには第三者が意見を挟む余地は全くありません。これは、植物にはプラシーボは効かないということでもあります。やはり文中に出てくるように、植物がホメオパシーレメディーによって治癒した場合、それが植物自体の生命力によるといった主張はあるにしても、こうした植物のレメディーへの素直で直接的な反応は、人間の“主観”とは別の次元の事実であり、データ化が容易であり、そうした意味で科学的であるとも言えます。こうした植物を対象にした新しいアプローチは、今後のホメオパシー発展の一つの新しい流れを示唆しているようにも見えます。著者はまた、ハチが置かれている危機的状態についても数ページを費やして、読者に訴えかけています。ハチは集約農業と化学農薬や殺虫薬そして化学肥料のせいで、瀕死の状態に置かれています。ハチの受粉なしには、植物の生存自体が危ぶまれてしまいます。農薬散布を浴びたハチは、たとえ死を