毒と私

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概要:
毒と私, 幻冬舎, 由井寅子著

7 はじめにが、長期的に見ても安全なのかは、誰にもわかりません。もしK2シロップにそこまでの必要性があるのならば、国は投与を義務化すべきと考えますが、義務でない現状では、人工物を摂取しない自由は、自己責任の範囲内で、誰にでも認められているはずです。《報道内容》● 助産師は、母親の同意をとらずに、ビタミンK2シロップの代わりにホメオパシーの「レメディー」を与えた。そのうえで母子手帳には「ビタミンK2投与」と記述した。《私たちが知る事実》助産師は、「母親の意向」のもとに、ビタミンK2シロップを与えるのをやめたと聞いています。当然、ビタミンK2シロップの意義と、とらない場合のリスクも説明して、投与の意向を問うたうえでのことです。前述のように母親は自然志向を持ち、乳児に対して「自然な出産」にないものを与えることを喜びませんでした。そのため、第一子の出産時もビタミンK2シロップは与えませんでした。ちなみに第一子のときはレメディーをとることも希望されなかったので、レメディー