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ホメオパシーの根本を理解することは、ハーネマンを理解することです。しかし残念ながら、彼が本当に伝えたかったことは正確に伝えられていません。その理由として、一つには、各国語の翻訳書に問題があったことがあり、二つには、ケントの教えを中心にすえたクラシカル派によってハーネマンの教えが歪められ、ないがしろにされて来たからです。しかし近年、世界的にハーネマンの復興運動とも、真のホメオパシー復興運動とも言うべき運動が起っています。その運動のなかで、本書はそのさきがけとも呼べる記念碑的な著作となりました。まさに本書こそ、真のホメオパシーとはどうあるべきか? また、ハーネマンの真意はどこにあったのか? それを知るために必読の文 献と言って差し支えないでしょう。「ハーネマンが、患者でなく病気を治していたこと、ハーネマンが同時に2つ以上のレメディーを使っていたこと、根本体質処方をしたことはなかったこと、レメディーのリピートをすすめていたこと、レメディーの選択基準はSRPでないことなど、多くの発見が本書にはあり、偏見のないホメオパスにとって、真に面白い本であります。このようにクラシカルホメオパシーの教義は、ハーネマンの実際の著作に基づいたより詳細な精査の前には無力なのです」(監訳者まえがきより抜粋) <本書の構成> ■序文 真実か誤りか 全体性の認識論 『オルガノン』を読む ■第一部 見直されたホメオパシー:クラシカルの”原則” 全体症状 個性化 単一レメディー 2つの局面 ハーネマン以降の2つの局面:無意識の糸 第一部に対する結論 ■第二部 クラシカル・ホメオパシーのほかの部分的真実 根本体質 回復の反応 ホメオパシー的悪化 病気の治療におけるレメディーのプルービング 治癒 治癒の方向 抑圧 新しい症状 アイソパシーとアイソパシー・レメディー 病気の予防 ■第三部 HEILKUNSTの隠れた一面 生命力の二重性 2通りの「知る」(WissenとKennen) 存在の本質と精神 医術と治療者 同質 ホモトキシコロジー 状態に基づく処方 病気のアイソセラピー療法 レイヤーズ(層)理論 急性病 医療的・音楽的ダイナミス 自然病 反対(contraria)と同種(similia) 最高次の病気(慢性マヤズム以上の) 一次作用と二次作用 状態と様態 モラル・レメディー アンチドーテ 熱の原理(病理的状態) 病理的治癒の方向と持続的・根幹的治癒の方向 投与量と害 被刺激性と敏感さ治療者側の治癒の障壁 類型論対 病理学 ハーネマンの青写真 ■第四部 ケント派の再検証 ケントの講義集 クロース著『ホメオパシーの真髄』 ロバーツの原理 ■第五部 SUMMARY |
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ページ数 | 556ページ |
出版社 | ホメオパシー出版 |
発売日 | 2008年7月 |
サイズ | 160×225×33mm |