
●2004年12月1日からレメディー旧小びんの全商品がプラスチィックびんに移行します。
英国で一般的に使われているレメディーのガラスの小ビンのふたは、ユリア樹脂
(尿素樹脂)という代表的な熱硬化性樹脂で、電気部品、雑貨、文具等に一般にこれまで使用されていました。食品の容器としての使用は認可されておりますが、
製造過程において、硬化剤としてホルムアルデヒドを使用する関係で問題となることがあります。このホルムアルデヒドは、東京都の環境局が有害化学物質対策として適正管理化学物質に指定している物質で、強烈な刺激臭を持ち、皮膚に炎症を起こし粘膜を侵す物質です。
ユリア樹脂(尿素樹脂)は、製造時の熱でほとんどホルムアルデヒドは無くなりますが、成形性が安定しないプラスチックであるため、未反応のホルムアルデヒドがわずかに残留し、後に放散することも考えられるということです。
また、ユリア樹脂のもう一つの特徴として、高温高湿度下で加水分解して原料であるホルムアルデヒドが生成されやすいため、数年経過してもホルムアルデヒドの放散や溶出が問題となることがあります。そのため最近では食品容器としての使用は敬遠されることが多くなっています。
この様に、製造時に環境への負荷やレメディーがデリケートな商品であることを考慮し、ホメオパシージャパン株式会社としては、従来のガラスビン(砂糖玉が
詰まって出難い、ふたが緩み易いという他の問題点もあり)の使用を自粛すると同時に、新プラスチィックビンへの移行を2004年1月から進めてまいりました。そして約1年の移行期間を経て、この度、12月1日から新プラスティックビンの使用に完全に切り替えることになりました。何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。
新プラスティックビンは適正管理化学物質に指定されている物質は一切使用されておりません。また環境ホルモンに当たる物質も使用されておりません。しかも、一般的に用いられている静電気防止剤も使用しておりません。大変安全で、しかも環境に負荷のかからない物質で製造されております。ホメオパシージャパン株式会社は、これからも環境を考えた、安心してお使いいた
だける商品のご提供を心がけて参ります。今後ともよろしくお願い申し上げます。
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