インナーチャイルドやアダルトチルドレンというもの。人を愛するということ、嫌うということ・・・。心理学的な話やスピリチュアルなアプローチ、宗教的な観念、そしてホメオパシーを学んでくる中で、折々に目にしたり考えたりしてきたつもりでしたが、この『愛じゃ!』と『インチャ』の2冊の本は、それらをすべて網羅したような総合的な観点、心に染みる言葉がたくさんちりばめられた読み応えのある本でした。
いろいろと“知っている”、“わかっている”つもりでいましたが、改めて自分の心の中に残っていて解決できていないインナーチャイルドを突き付けられたような気がします。自分のインナーチャイルドは親との関係からのものであり、親のせいと思っていた部分が大きかった私でしたが、そんな環境を選んできたのは自分自身であると今さらながら気づかされた気がします。
自分の中にある傷を自分の責任のもと、しっかりと見つめて解決し、 「愛着」や「愛情」ではなく「愛」を自分の中からあふれされることが出来るように、頑張りたいと思います。