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面白本と美術館・博物館
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◇本を読んで賢くなる◇

このコーナーは、みなさんに「こんな本を読んだらどうか?」というおせっかいな記事を掲載します。ジャンルには特にこだわらず、新刊・既刊にもこだわらず、本屋さんに行けば手に入る本、図書館で借りることができる本を取り上げます。

アマデウスの魔法の音 免疫力
 ドン・キャンベル/和合治久著 (アーティストハウス刊) 既刊 税込定価 1,890円

近年注目されている「音楽療法」の入り口とも言えるCDブックです。さまざまな現代病、すなわち高血圧、ガン、糖尿病、うつ病・・・などを発症する大きな原因の一つは、実は精神的ストレスによる「免疫力の低下」と見られています。
とにかく仕事、家庭、受験、さまざまなプレッシャーが交感神経を緊張させ、血流障害と顆粒球の増加をもたらします。そして、それが生活習慣病などの発症につながる・・・。
かなり以前から、ある種の音楽が治療効果を高めると考えられていましたし、人間を含む動物だけではなく、植物にさえ、音楽は何らかの効果を与えるのではないかと主張する人もいました。
そして音楽のなかでも、クラシックの室内楽や現代音楽(たとえば「エンヤ」など)には「実績が認められる」と評されるものが多いようです。
何はともあれ、音楽による癒しがあることは、私たちが日々実感してきたことです。ですから、本書に付いているCDに収録されたモーツァルトを数曲聴くだけでも、幸せになれるかもしれません。
本書の解説のなかでも、「高周波」を発するモーツァルトの曲を聴くことで、ココロとカラダを和ませることができると、癒しの効果が力説されています。それは、交感神経とは正反対の働きをもつ「副交感神経」が「優位」になる、とてもキモチイイ状態をもたらすからです。
クラシックに拒否反応がある方でも、ほんの数曲を試すのは苦にならないのではないでしょうか?
なお、この「アマデウスの魔法の音」シリーズでは、「美肌力」や「集中力(ビジネス編)」なども刊行されています。

<本書の構成>
イントロダクション 音楽で、調和のとれた人生を送るために
第1章 驚くべきモーツァルト効果とは?
第2章 免疫力が衰えると、どんな病気になるのでしょうか?
第3章 モーツァルトの音楽が免疫系に与える影響
第4章 冬のまえにモーツァルトで免疫力を高めましょう
第5章 サウンドイメージ・エクササイズ
エピローグ わたしの名前は音楽です

★本書は在庫ありです。書店・web書店でご購入ください!


由井寅子のホメオパシー入門 <ホメオパシー講演録>
 -2004年11月27日、ホメオパシー一般講演録-
  (ホメオパシー出版刊) 4月新刊 税込価格 1,050円

本書は、日本ホメオパシー界のリーダー・由井寅子氏が、1996年から始めた「ホメオパシー一般講演」の2005年11月講演を収録したもの。この一般講演は、多くの方がホメオパシーの考え方に初めて触れる機会であり、またトラコ先生のエネルギッシュな人柄を知るチャンスでもあります。当然ですが、現在もこの一般講演は、東京、大阪、福岡を中心に、全国各地の会場で順次催されています。
さて本書では、この一般講演の内容と質疑応答が収録されるとともに、会場で使われたイラストや、本書だけで見ることができる「マヤズム顔面図?」も掲載されています。
美術に造詣の深いトラコ先生のイラストは、「ホメオパシー in Japan <第3版>」でも強烈なパワーで読者に迫っていますが、本書でも十分に威力を発揮しています。また巻末に、サミュエル・ハーネマン略伝などが付録として収められています。
特に、トラコ先生の一般講演に参加するチャンスがなかった方、お住まいの関係で講演会に出席できない方、ホメオパシーの本を読んだけどよくわからなかったという方には、本書はずばりお薦めです。 さらにまた、東洋医学・中医学、アーユルヴェーダ、アロマテラピーなど、さまざまな代替療法に関心を持っているけど、いったい「ホメオパシーって何ですか?」 という方にも、ぜひ読んでいただきたい1冊です。 B6版の136頁という小さな本ですが、本当に内容は濃い! ホメオパシーのキホンを知るためにぜひご一読を!

<本書の目次構成>
1.なぜ今、ホメオパシーが必要なの?
2.ホメオパシーはどうして効くの?
3.ホメオパシーはどのようにして生まれたの?
4.レメディーは気づきを与えるだけ
5.治癒の方向性
6.マヤズムとは?
7.質疑応答
付録1.サミュエル・ハーネマン略伝
付録2.ミニミニ・マテリア・メディカ

★本書は在庫ありです。BOOKSコーナーの「ホメオパシー出版の書籍取り扱い書店」でお求めになるか、web書店でご購入ください。


子供にもわかるホメオパシー
 -ドイツの少年が書いたセルフメディケーションガイドブック-
 ローベルト・ラトケ著 熊坂春樹訳/由井寅子監修 (ホメオパシー出版刊) 3月新刊 税込定価 1,050円

突然「ホメオパシー」と聞くと、何か難しい話に聞こえるかもしれませんが、みなさんがちょっとしたケガをしたり、体調を崩したりしたときにも、ホメオパシー療法はすぐに役立ちます。
この本は、ドイツに住む少年が14歳のときに、同世代の少年少女にホメオパシーを使ってほしいという願いから出版されました。そしてドイツ国内で子供から大人まで幅広い支持を得て、予想に反して増刷を重ねたのです。
ですから、本書はまさに「キミもアナタも、こんなふうに困ったときには、こういうレメディーでホメオパシーを試してみよう」という具体的な内容なのです。
今は、日本もセルフメディケーションの時代。もちろん費用面でも、それ以上に「副作用がない」という安全性の面からも、ヨーロッパの伝統医学、同種療法のホメオパシーを知らないでおく手はありません。
【監修者まえがき】より抜粋:思春期の子供たちというものは、学校生活や生きることへのつらさが多くたいへんなときですが、ホメオパシーを使うことでとても楽になれるのに、この年代の若者が一番ホメオパシーと離れたところにいるように思います。 この本は、ドイツで多くの人々(少年少女から大人まで)の支持を得て、ホメオパシーの啓蒙とセルフケアにたいへん寄与していると聞いています。本書が日本においても、思春期の少年少女とホメオパシーをつなぐ架け橋となることを願っています。そして、日常遭遇する心や体の悩みを自分でホメオパシーを使って解決していく助けとなることを願っています。 そして本当につらいとき、苦しいときは、かかりつけのホメオパスに相談できる、そういう文化を日本で作れたらきっと素晴らしいと思うのです(監修者:由井寅子氏)。

★本書は在庫ありです。BOOKSコーナーの「ホメオパシー出版の書籍取り扱い書店」でお求めになるか、web書店でご購入ください。


美しくて面白い日本語
ピーター・フランクル著 (宝島社刊・ 宝島社文庫) 税込価格 630円

NHKの教育テレビなどで、一時かなり顔を売っていた著者ですが、実は数学の大家(1971年国際数学オリンピック金メダル)だそうです。 著者ピーター・フランクル氏は、ハンガリー出身。冷戦時代にフランスに亡命し、その後日本に移住しました。こういう経歴の方ですから、やはり世界のさまざまな事情を知っておられるようです。
本書は、著者自身が日本語の勉強を通じて感じた日本語の難しさ、面白さについて語りながら、異文化への対応とか、自国語の大切さを知る意義など、比較文化論的要素のある読み物にもなっています。
とくに、著者が英語圏の出身者ではないことから、日本人の英語への取り組み方について冷静に分析しているところが面白いです。
もう今はそうでもありませんが、一時期の日本では、目の青い人はみんな「アメリカ人」と思われていましたし、「英語のしゃべれない白人」という存在は、やや理解不能だったわけです。
しかし考えてみると、大陸ヨーロッパには、英語を母国語とする人はまったくいません。今でもヨーロッパでは、ビジネスの世界は英語でも、その土地の人たちのなかに入るには、その国の言葉を理解することは必須です。
アジアでも、シンガポールや香港、インドなどの、旧英国植民地だった場所以外では、もしその国の人たちを理解しようと思えば、その国の言葉を学習することから逃げることはできません。言葉とはまさに、風俗、思想、宗教、そして文化全般を伝える手段であり、それ自体がまた文化なのですね。
本書でも紹介されている、フランスの母国語を守る運動など、もっと知りたい感じもしましたが、現在、わが国の出版界では「日本語ブーム」です。
われわれも日本語を守るところから、自国の文化の良い面、悪い面を理解し、外国人に正確に日本文化を伝えられるようになりたいものです。

<本書の構成>
第1章 日本語は難しい(『平成教育委員会』、日本語を書く、日本語の難しさ・・・)
第2章 日本語は面白い(好きな言葉<故事・諺四字熟語>・・・)
第3章 日本は素晴らしい(日本永住の決意、自分に自信をつける・・・)
第4章 日本語を守ろう!(カタカナ語の弊害、「脱米」のすすめ、日本人と英語・・・)

★本書は在庫ありです。書店でお求めになるか、図書館で借りてください!


■ホメオパシー出版の<売れ筋>ご案内■
2005年1月〜2005年4月期:出荷ベースのベスト10

1位「ホメオパシー in Japan <第3版> 基本36レメディー」
2位「由井寅子のホメオパシーガイドブックB キッズ・トラウマ」
3位「実用ホメオパシー <医師のホメオパスによる自己治療のための安全なガイド>」
4位「由井寅子のホメオパシー入門」
5位「ベイリー・フラワーエッセンス・ハンドブック」
6位「由井寅子のホメオパシーガイドブックD バイタル・エレメント」
7位「子供にもわかるホメオパシー」
8位「レメディーカード -自分の健康を自分で守るために-」
9位「由井寅子のホメオパシーガイドブックA バース(出産)」
10位「心と体を癒すホメオパシー <ロンドンからレメディーをひとビン-を含む復刻合本>」

●ホメオパシー出版  http://homoeopathy-books.co.jp/

◆Web書店での「治療学・ホメオパシー」関連本の売上順位[4/30日時点]
(表示価格は税込価格)

【amazon】ジャンル:代替療法>ホメオパシー
1位「ホメオパシー in Japan <第3版> 基本36レメディー」(ホメオパシー出版刊)1,575円
2位「ホメオパシー -セルフケアBOOK-」(新星出版社刊)1,575円
3位「実用ホメオパシー <医師のホメオパスによる自己治療のための安全なガイド>」(ホメオパシー出版刊)1,785円
4位「由井寅子のホメオパシーガイドブックD バイタル・エレメント」(ホメオパシー出版刊)1,575円
5位「海外ホメオパス講義録A トレバーガン 予防接種は有効か?」 (ホメオパシー出版刊)1,470円
6位「由井寅子のホメオパシーガイドブックA バース(出産)」(ホメオパシー出版刊)1,470円
7位「レメディーカード -自分の健康を自分で守るために-」(ホメオパシー出版刊)1,260円
8位「癒しのホメオパシー」(地湧社刊)2,940円

【セブンアンドワイ】ジャンル:臨床医学一般>治療学一般
1位「ホメオパシー in Japan <第3版> 基本36レメディー」(ホメオパシー出版刊)1,575円
2位「輸液を学ぶ人のために」(医学書院刊)2,520円
3位「今月の治療 第13巻第4号」(総合医学社刊)2,415円
4位「今日の移植 Vol.18 No.2 3月刊/特集ウイルス肝炎と肝移植」(総合医学社刊)2,000円
5位「心と体を癒すホメオパシー <ロンドンからレメディーをひとビン-を含む復刻合本>」(ホメオパシー出版刊)1,365円
6位「由井寅子のホメオパシー入門」(ホメオパシー出版刊)1,050円
7位「病態と治療」(杏林書院刊)5,250円
8位「ベイリー・フラワーエッセンス・ハンドブック」(ホメオパシー出版刊)1,260円

◆ブックファースト渋谷店<和書/週刊ベストセラー>
4月18日〜4月24日(表示価格は税込価格:ブックファースト渋谷店調べ)
●総合ベスト10
1位「頭がいい人、悪い人の話し方」 樋口 裕一(PHP研究所) 749円
2位「Ou voyez‐vous?」 青木さやか写真集 青木 さやか/下川純一郎(集英社) 1,500円
3位「象の消滅」 村上春樹(新潮社) 1,365円
4位「渋谷ではたらく社長の告白」 藤田 晋(アメーバブックス) 1,680円
5位「プロ論」 B−ing編集部(徳間書店) 1,680円
6位「ダーリンの頭ン中」 小栗左多里/トニー・ラズロ(メディアファクトリー) 997円
7位「世にも美しい数学入門」 藤原正彦/小川洋子(筑摩書房) 798円
8位「これだけは知っておきたい個人情報保護」 岡村久道/鈴木正朝(日本経済新聞社) 525円
9位「半島を出よ(上)」 村上 龍(幻冬舎) 1,890円
10位「ジェネレーションY」日本経済新聞社(日本経済新聞社) 1,575円
[ bk1HPより ]


美と歴史にふれる

世界遺産・博物館島 ベルリンの至宝展―よみがえる美の聖域―

平成17年6月12日(日)まで 東京国立博物館
住所:東京都台東区上野公園13-9(TEL:03-3822-1111<代表>)
アクセス:JR上野駅公園口またはJR鶯谷駅下車、徒歩約10分。東京メトロ/銀座線・日比谷線上野駅、千代田線根津駅下車、徒歩約15分。
京成電鉄/京成上野駅下車,徒歩約15分。
開館時間:午前9時30分〜午後5時
  *4月〜12月の特別展開催期間中の毎週金曜日は午後8時まで
  *4月〜9月の土曜、日曜、祝日、振替休日は午後6時まで
  *入館は閉館の30分前まで
休刊日:月曜日(ただし祝日または振替休日の場合は翌日に休館)、5月2日(月)は開館

この特別展は、やや聞きなれない「ベルリン博物館島」の至宝160点を集めた、たいへん貴重なイベントです。 さて、世界遺産にも指定されたベルリン博物館島とは、ベルリンの五つのミュージアムである旧博物館、新博物館、旧国立美術館、ボーデ博物館、ペルガモン博物館の総称。とにかく『博物館島』と言うだけに、ベルリン市内シュプレー川の中州に位置し、日本でいうと大阪の中之島のような場所です(ちなみに「中の島」は日本中にあります)。
このうち旧博物館は、1830年に誕生。新博物館、旧国立美術館、ボーデ博物館と造られ、最後のペルガモン博物館が1930年に開館。しかし、ときはすでに第二次世界大戦前夜でした。
もともと、現在のドイツ東部を基盤としたプロイセン王国、その後のドイツ帝国が、先進諸国にライバル心を燃やして造り上げた大博物館群ですから、相当な内容です。
しかし1930年代には、ナチス政権による美術品の没収などが行なわれ、第二次世界大戦時には米英連合軍やソ連軍による爆撃などで被害を受けました。
戦争では、建物や作品そのものが損傷を受けると同時に、収集品が各国に散逸。さらにその後、東西ドイツの分割へと悲劇が続きました。しかしついに、冷戦終結で東西ドイツが統一され、東西の博物館に分散されていた収集品がその全容を現すことになったのです。
ちなみに、第二次世界大戦時およびその前後は、ヨーロッパ中で美術品の略奪が行われました。ナチスドイツが占領地区から美術品を奪い去ったのは有名ですが、ドイツ軍の敗走と共に中部ヨーロッパになだれ込んだソ連軍が、今度はその美術品を奪い返す、さらに奪い去るといった状態でした。
もっとも、大英博物館が「英国が世界中から盗んできたものを集めている」と言われるとおり、もともとヨーロッパでは、美術品は勝利者すなわち強者の勲章という「歴史的伝統」があるようです。
なお、本特別展では、博物館島の基礎となった旧博物館の紹介に始まり、先史美術からエジプト美術、古代西アジア美術、ギリシャ・ローマ美術、イスラム美術、ビザンチン美術、ヨーロッパ古典絵画、ヨーロッパ近代美術の分野から代表的作品が紹介されています。

参考サイト 朝日新聞社ベルリンの至宝展HP
http://www.asahi.com/berlin/


大(Oh!)水木しげる展 -The World of Mizuki Shigeru

平成17年5月22日(日)まで 北海道立旭川美術館
住所:北海道旭川市常磐公園内(TEL:0166-25-2577)
アクセス:JR旭川駅から徒歩で約20分。バス/駅前14番乗り場より「旭川電気軌道バス」または「あさでんバス」の3番、24番に乗車。3番に乗車の場合は4条4丁目で下車、24番の場合は8条1丁目下車。
開館時間:午前9時〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日:月曜日(祝日と重なった場合は開館)。祝日と月曜日が重なって開館した場合、同じ週の月曜日以外の平日が休館となることがありますので、電話でご確認ください。

本展は、あの「ゲゲゲの鬼太郎」でお馴染みの漫画家・水木しげる氏の業績を知り、その人生にも迫ることのできる展覧会です。
水木しげる氏は、大正11年(1922年)生まれ。鳥取県境港市の出身。水木氏は幼少期、ご近所に住んでいたお年寄りから不思議な話を聞いて、いわゆる妖怪や霊などに強い関心をもつようになったそうです。
しかし、この世代の悲劇に巻き込まれます。すぐに第二次世界大戦となり召集され、南方戦線で片腕を失うという重傷を負うのです。まさに死線を超えて生き残り、やっと昭和21年に復員。
その後、氏は職業を転々としながらも絵筆をもち、神戸市兵庫区の「水木通り」でアパート経営をするようになります。ここから、「水木」というペンネームがつけられたのです。そして水木氏は、絵筆を資本に紙芝居作家として世に出るのですが、時代が移り変わるなかで、その紙芝居がすたれると上京。昭和32年には「貸本漫画家」の活動をスタートします。ついに漫画家となったのです。
怪奇もの、時代もの、SFもの、さまざまな分野で160冊以上の作品を残し、その後は漫画雑誌での活動に重点を置くようになるのです(講談社児童漫画賞を受賞)。
なお本展は、水木氏と親交の深い荒俣宏氏、京極夏彦氏が監修しています。

<展示内容> 原画、貸本漫画、妖怪コレクションなど、作品と資料など721点が紹介されています。 参考サイト 水木しげるの妖怪ワールド
http://www.japro.com/mizuki/
水木しげる記念館
http://www.sakaiminato.net/mizuki/


恐竜博2005(The Dinosaur Expo 2005)−恐竜から鳥への進化
平成17年7月3日(日)まで国立科学博物館(東京・上野)にて開催

住所:東京都台東区上野公園7-20
アクセス:JR上野駅公園口から徒歩5分/東京メトロ銀座線・日比谷線各上野駅から徒歩10分/京成電鉄「京成上野」駅から徒歩10分
開館時間 午前9時〜午後5時(金曜日は午後8時、土・日・祝日は午後6時まで)
※入館は各閉館時間の30分前までです。
休館日:毎週月曜日(ただし、4月4日(月)、5月2日(月)は開館します)

この恐竜博では、かなり古い歴史にふれることができます。言うまでもなく、世界最大の恐竜(今のところ?)であるティラノサウルスの『スー』で有名になった恐竜博。恐竜はあいかわらず子供たちに人気ですが、今回は世界10か国の恐竜の化石、標本などが展示されます。
かつては6500万年前の隕石衝突で「絶滅した」と言われていた恐竜ですが、ここ数年にわかに「生き残りがいた」という説が有力になりました。その生き残った恐竜たちは、小型肉食恐竜から鳥へ進化したグループだと考えられています。また、その学説を支持する物的証拠として、中国の遼寧省で発見された化石群(毛がフサフサ生えた小型の恐竜化石)が注目されています。
ということで、この『アデランス型恐竜?』が恐竜と鳥類の接点にあるようなのですが、するとカラスも元は恐竜なのですね。
なお本恐竜博では、恐竜から鳥への進化を辿るかたちでの展示がされており、それも話題を呼びそうです。

※なお本展覧会は、東京・国立科学博物館での展示終了後、以下の順に国内を巡回する予定です。
・愛知県 <2005年日本国際博覧会:ささしまサテライト会場>
・大阪府 <大阪市立自然史博物館>(予定)
・福岡県 <北九州市いのちのたび博物館>

参考サイト 国立科学博物館サイト http://www.kahaku.go.jp/


シルクロードの仏たち展 平成17年7月3日(日)まで 
(財)平山郁夫シルクロード美術館にて開催

住所:山梨県北杜市長坂町小荒間2000-6(TEL:0551-32-0225)
アクセス:JR小海線:甲斐小泉駅下車ですぐ、JR中央本線:小淵沢駅よりタクシーで約10分、中央自動車道小淵沢インターより約20分、長坂インターより約15分
休館日:原則として火曜休館(電話でご確認ください)

主な展示予定作品:平山郁夫作品「仏教伝来」4月1日より5月8日まで展示。新作も展示される予定、ほか当館コレクション。

★詳細は当美術館の下記サイトでご確認ください。
現在、NHKテレビで『NHKスペシャル・新シルクロード』が放映されています。かつて25年前に同じNHK番組『シルクロード』シリーズを見て、強烈な印象を受けた方も多いと思います。 それまで「シルクロード」とは、歴史の授業で習うことはあっても、私たちにとって「中央アジアの砂漠の道」という、抽象的なイメージでしかなかったと思います。あるいは、受験勉強用の「歴史地図帳」に印刷されている、天山北路とか○○路という何本かの線でした。その「道」が、実にいきいきとカラー映像で目の前に広がり、西方の文明や騎馬民族が辿ったこん跡を目で確認できたのです。
ところでインドで生まれた仏教は、もともと偶像崇拝を禁止していました。その後ヘレニズム文化の影響を受け、仏陀を人の姿に表した、いわゆる『仏像』が制作されるようになったようです。そしてまず、その制作の場所となったのが、ガンダーラ地方(現在のパキスタン)でした。
こうして、仏陀像や菩薩・明王像などが続々と生まれ、仏教の広がりに伴って中央アジアへ中国へ、朝鮮半島へ日本へと、またチベット高原へ、東南アジア各地域へと、制作現場も広がったのです。
このとき、仏像の制作という新しいムーブメントが広がっていく上で、大きなルートの一つが当然シルクロードでした。仏様の顔つきも、道々それぞれの場所によって変化していったのは言うまでもありません。

【館長の挨拶】
シルクロードは東西文化を結んで網目状に伸び、沿道各地の文化を運んだ文化と民族交流を象徴する道です。幾多の歴史を目撃し、古代ロマンを育んだ道でもありました。そして日本画家平山郁夫がこよなく愛し、創作に打ち込んでまいりました題材の多くもシルクロードのものでした。平山郁夫とシルクロードの名を冠した当財団は、シルクロードにかかわるあらゆるものを対象とした研究のみならず、文化交流に寄与する所存です。身近なところから未来に繋がる文化交流の一端を担うため、微力ながら美術館を開くことになりました。
シルクロードの文化の一端に触れていただけるよう、平山郁夫作品のみならず、これまで35年以上にわたり蒐集してまいりました9,000点にのぼる収蔵品を順次展示してまいりますので、是非とも足を運んで見ていただきたいと思います。文化の相互理解も、ロマンも学問も実物を目の当たりにしてはじめて生命が吹き込まれるものと考えております。
来たりて見よ、この一言をご挨拶に代えさせていただきたいと思います。(館長:平山美知子)

平山郁夫シルクロード美術館のHPより転載

参考サイト 平山郁夫シルクロード美術館 http://www.silkroad-museum.jp/


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