ドラコ先生inロンドン
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■第2回 トラコ先生、英国でホメオパシーに出会う! ○今回はいよいよ、トラコ先生のホメオパシーとの出会いについてお聞きします。トラコ先生は嘘が大嫌い、はっきり本音を言います。今回も、ずばり本音で語っていただきます。なおインタビューは、ホメオパシー出版編集部で担当しました。 ◇英国での生活が始まって 編集部 トラコ先生は、日本でのドラマ制作の仕事を辞めて、英国に渡ったわけですよね。英国では彼も待っていたんですね、その時。 トラコ先生 そう、イギリスに行ったんですよ、29歳で。それで、とにかく英語の勉強をするためにも、カレッジに通ったんだけど、偶然そこに日本で仕事をしていたテレビ会社のロンドン・ブランチがあった。 編集部 それは偶然ですね、まったく。 トラコ先生 そうですね。そこで、何となくアルバイトをするようになったんですよ。 編集部 それは、ありそうなことですね。やはり、カレッジの勉強と仕事を両立してということで・・・。 トラコ先生 ええ、もちろん最初はそうです。でも、段々仕事を覚えて、周りから頼りにされる状態になって行ったわけですよ、当然。 編集部 そうでしょうね。また、相当がんばってしまったんですか? トラコ先生 そうね、やりましたよ。日本で働いていた時と違って、向こうでは男女差別がなかったから・・・。 編集部 日本ではお茶くみとか、そういうことも? トラコ先生 そう、仕事もしながら、お茶くみもですよ。 編集部 それじゃあ、英国ではやっと解放されたんですね、そういうことから。 トラコ先生 そうですよ。男も女もなく、がんばれば結果に結びつくというのは、嬉しいことだったですね。本当に、日本では苦労させられたんです、いわゆる男社会という壁に。 編集部 当然そうでしょうね。 ◇どんな状況でホメオパシーに出会ったのですか? 編集部 それで、トラコ先生がアルバイトとして働いた、ロンドンでのテレビの仕事というのは、どういう内容だったのですか? トラコ先生 これはもう、要するに報道部門ですよ。 編集部 すると、事件現場などに飛んで行かなければいけないような、そういう仕事になりますね? トラコ先生 そうなんですよ。もう、アフリカとかね、ガンガン飛んで行くわけ。そういうところから、今思うと体に負担が来てた。 編集部 ええ。学校はどうなったんですか? トラコ先生 だから、カレッジの方は途中で行けなくなったというか、仕事の方にシフトしましたね。 編集部 やはり頼りにされて来ると、そうなりますね。特に、トラコ先生は手を抜くことができないでしょうから。 トラコ先生 そう、それでもうどこでも行かされた。ヨーロッパやアフリカや、G7とかも。でも一番きつかったのは、タンザニアで日本人の事故があって取材に行った時、5本もいっぺんに予防接種したわけ。これが悪かった。 編集部 5本も、同時に?! トラコ先生 もうだめでしたね、その時から。病名は潰瘍性大腸炎といって、常に水様便が続くようになりました。タンザニアにいる時も、英国に帰ってからも、軟便と水様便の繰り返し。少し精神的に緊張すると、すぐに水様便になる。 編集部 それは辛いですね。それに、仕事ができなくなりませんか? トラコ先生 苦しかったですよ。でも、やはりガンガン働いたわけですよ。なぜって、私には頼る人がいない。英国に親しい日本人がいるわけじゃない、誰も頼れない。もともと、自分の食い扶持は自分で稼ぐという気持ちしかないし。 編集部 すごいですね。 トラコ先生 まあ、がんばったと言うか、ぎりぎりまで行ってしまった。それで結局、どうにもならなくなった。病院では、もう人工肛門なんて言われて、にっちもさっちも行かないところにまで・・・。 編集部 どんな治療もだめだったんですか? その時の英国で? トラコ先生 何もかも試してね、日本から漢方薬を送ってもらったりして。もちろん、腸に内視鏡を入れたり、あらゆる近代医学の手段をもってして、うまく行かない。もう自分の運命も尽きたかと感じましたし、死んでしまうかとも思いましたね。 編集部 うーん。でも、どうやって最後の手段というか、ホメオパシーにたどり着いたんでしょうか? トラコ先生 そこがね、少し運命的で。私が夢の中で「同種療法」という言葉を聞いたんです。本当に。 編集部 夢の中での「お告げ」みたいですね。それは、トラコ先生が必死で回復を願っていたから、神様か仏様が教えてくれたのでしょうね。発明家のアイデアも、夢の中にヒントがあると言います。 トラコ先生 そう。それで、知り合いの英国人女性に「同種療法というのは何だろう?」って聞いたんです。すると、彼女が「トラコ、それはホメオパシーという療法のことよ!」と教えてくれた。それで、そのホメオパシーの療法家、ホメオパスに会いに行くことになったんです。 編集部 やはり、運命的ですね。・・・でも、トラコ先生は、ホメオパシーなんていう言葉もご存じなかった? トラコ先生 知りませんでしたよ、もちろん。もう、とにかく、何にでもすがりたい一心でしたから。 (次回はいよいよ、ホメオパスと初対面です) このページのTOPへ Next→ |