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ドラコ先生inロンドン
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■第3回 トラコ先生、ホメオパスを訪ねる!

○今回は、トラコ先生が英国でホメオパスを訪ねた時のことを中心にお聞きします。今回も、ずばり本音で語っていただきます。なおインタビューは、ホメオパシー出版編集部で担当しました。

◇ロンドンの気候は悪い


編集部
さて、トラコ先生が潰瘍性大腸炎で、もう現代医学の治療もまったく役に立たない、そのせっぱ詰まった時に、夢のなかで「同種療法」という言葉に出会った。そして、知り合いの英国人女性から「同種療法というのは、トラコ、それはホメオパシー療法のことよ!」と教えられて、そのホメオパシーの療法家、すなわちホメオパスに会いに行ったんですね。

トラコ先生
そうです、もう藁にもすがる思いでしたからね。とにかく治りたい一心で。

編集部
それで、ここで少しお聞きしてみたいのですが、トラコ先生の潰瘍性大腸炎ですけれど、タンザニアに行く時の予防接種、5本も打ったというお話でしたが、他に何か原因は思い当たりますか? たとえば、英国の気候とか。

トラコ先生
そうですね。直接の原因ではないでしょうけど、ロンドンの気候はからだにとって負担だったと思いますね。とにかく、日本とはかなり違いますから。

編集部
そんなに違いますか? やはり、夏目漱石が書いているような陰鬱な感じでしょうか?

トラコ先生

とにかくね、四季というものがないですよ。夏が終わったら、すぐに冬が来る。カラカラの天気だったり、ジメジメしたり、日光そのものも少ない。だから、代謝も悪くなりますね。

編集部
寒い季節が長いのでしょうか? 

トラコ先生
そうですね。でも、建物のなかはみなセントラルヒーティングですよ、ヨーロッパはどこもそうかもしれないけど。

編集部
あまり健康的ではないようですね。

トラコ先生
太陽の光がないから、汗をかかないですよね。だから、新陳代謝が悪くなる。それに、寒暖の差が激しいから、体温の調節がうまくできない。

編集部
そうですか、やはり健康には悪そうですね。

トラコ先生
そうですよ、ロンドンは健康には良くない。それに、アジア人を見下すような雰囲気が残っている。英国人はどうしても、植民地人に対するような態度でアジア人に接するところがあります。


◇ついにホメオパスとご対面

編集部
そうですか。さてそこで、トラコ先生がお会いになったホメオパスですが、どんな感じだったんですか?

トラコ先生
一応、初診で1時間とってくれたわけです。それは嬉しいけれど、何か変なことばかり聞いてくるわけですよ。

編集部
変なこととは、どういう意味でしょう?

トラコ先生
たとえば「あなたは、お金がない時はどうするか?」とか「生い立ちはどうか?」とか「男はいるか?」とか「寝相はどんなか?」…。要するに、こちらが答え難いことばかり質問してくるわけです。

編集部
それは、かなり変わった質問ですね。どちらかというと、精神科の先生が精神分析でするような…。  

トラコ先生

そうですよ。だから、こちらもだんだん腹が立って来ましたね。

編集部
当然ですね。いきなりそういうことばかり聞かれたら、誰でも怒ります。

トラコ先生
質問内容だけでなく、態度も悪い(笑)。でも、こちらは困ったあげく来ているわけで、からだが治るのなら、もう何でもいい。そう思っていたのも事実です。

編集部
そうして、結局、レメディーをもらったわけですね、ホメオパスから。

トラコ先生
そうです。もらいました。その時、私としては「何だこれ?」という感じで、騙されたと思いました。完全にやられたという感じ。

編集部
ホメオパスに「騙された」ですか?

トラコ先生
そうですよ、変な質問ばかりして来て、あげくに砂糖玉をいくつか渡されただけですから。もう、がっかりして…。

編集部
頭に来てしまった?

トラコ先生
ええ。でも、心のどこかで「効いて欲しい」とは思っていましたね。

編集部
そうでしょう、もちろん。それで、効いて来たわけですか?

トラコ先生
そう。でも、自分ではっきり治癒の方向が確信できたのは、ホメオパスからレメディーをもらって、1ヶ月後でしたね。

編集部
そうですか。それくらいは時間がかかるものなんですね。

(次回は、トラコ先生の劇的な回復についてお聞きします)     

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