環境・自然治癒力・ホメオパシー ニュートピックス;
食と環境病気と自然治癒力
トラコ先生inロンドン面白本と美術館・博物館
食と環境 病気と自然治癒力 BOOKS リンク


食と健康
2

◇生活環境と花粉◇

今年のスギ花粉飛散量は、多いところでは「昨年の30倍」と見られています。ご存知のように、昨年の飛散量はかなり少な目でしたから、30倍と聞いてもピンと来ない感じはありますが、とにかく、ここ数年では経験したことのない程の悲惨な状況があると覚悟をした方がよいでしょう。
そこで、先月に続いて花粉症を取り上げることにします。
まず、花粉症の症状を少しでも軽くするためには、花粉に接する機会を減らすことしかありません。そのための具体的な手段は?

花粉を持ちこまない工夫が大切!

マスクを着用する
花粉が鼻の粘膜に付着するのを防ぐには、マスクの利用は絶対に必要です。では、その際にどんなマスクが良いのでしょうか? 理想を言えば、隙間が少なくて息がしやすいマスクがいいわけですが、それらは相反する条件でもあります。どこで妥協点を見出すかは個人の考え方にもよりますが、値段の安い使い捨てマスクで、自分に馴染むものを使うのが衛生的でもあります。
花粉が本格的に飛散する時期には、毎日使い捨てにする方がいいでしょう。
また、鼻粘膜に花粉が付着するのを防ぐクリームのような商品も販売されています。

メガネで花粉を防ぐ
人によっては、花粉による眼の痒みは耐え難いものです。この眼の症状を予防するためには、メガネを利用することが必要です。
しかし、メガネといってもいろいろあります。もともと眼が悪くてコンタクトレンズを使っている人は、花粉の多い時期には、コンタクトレンズをやめてメガネを使用する方が良いでしょう。メガネのレンズが、眼球の前である程度は花粉を防いでくれるからです。
また、花粉症対策グッズとして作られた特殊なメガネもあります。横の部分にカバーの付いた「ゴーグル」型のものです。特に眼の悪くない方、メガネを使わずにコンタクトレンズを使う方が、利用できます。

花粉を部屋に入れない
やはり花粉を部屋の中に入れないことが大切です。そのためには、次のようなことを心がけましょう。
・外出をなるべく減らし、屋外に出るときには、表面に花粉が付着しにくい材質の上着(コートのようなもの)を着用する
・帰宅時には必ず衣服をよく払い、花粉を落とす。場合によっては、衣服を着替える
・帰宅時に手や顔を洗い、うがいをする
・帰宅時などに洗眼する(あまりしばしば洗眼すると、眼に悪いとも指摘されています)
・帰宅時などに鼻をかむ、鼻を洗う(真水で洗うと粘膜を刺激するので、生理食塩水の濃度で洗うことが必要です)
・布団は干さない
・洗濯物は部屋干にする
・窓をなるべく明けないようにする

花粉を除去する
どうしても花粉は、ある程度は室内に入ってしまいます。なかに入った花粉は室内で浮遊しますが、最終的には床に落ちます。したがって、こまめな掃除が有効です。特に床がカーペットの場合は、花粉だけでなくダニの屍骸、ハウスダストなども付着していますから、ていねいに掃除する必要があります。 また、空気清浄機の利用も考えられます。


花粉はスギ花粉だけではない

花粉症というと、どうしても「スギ・ヒノキ」と思いがちですが、スギ花粉症のようなアレルギーの原因(アレルゲン)となる「花粉」は、非常にたくさんあります。さらに、花粉以外にも、ハウスダスト、ダニ(屍骸)、ペットの毛などがアレルゲンになります。 ですから、スギやヒノキの花粉飛散が終わってもなお症状が続く方や、ほとんど年間を通してアレルギー症状が出る方は、医療機関で「抗体検査」を受けた方が良いでしょう。自分のアレルギー症状が「何に対するものか」を知ること、どんな抗体を持っているかを知ることは、大切なことです。
なお、スギの木の植林が少ない北海道では、4月中旬からシラカバの花粉が飛散します。自分の住んでいる場所で「どんな種類の花粉が飛散するか」を確認しておいてください。

周囲に自生する植物にも注意
自宅の近くに、花粉を飛散させる植物(雑草など)があるかもしれません。花粉症の原因となるブタクサやカモガヤなどが見られるなら、除去することも必要です。
草を取り除く場合、根本から除草しないと翌年にまた生えてきますので、しっかり作業をする必要があります。

ホメオパシーの花粉症対策
花粉症の方のために多くの一般薬(OTC)が店頭に並び、また処方薬も多く用意されています。しかし、抗ヒスタミン剤などは眠くなる副作用があり、不満を持つ方も多いようです。 それではどうすれば良いのでしょうか?  ここで、ホメオパシーの方法をご紹介します。まず試してみてはいかがでしょう?

ホメオパシー療法で花粉症対策
○ 花粉症を軽減するために、次のような対策をお勧めします(すべての方に効果があることを保証するものではありません)。
@肝じん要(かなめ)セットを摂る。
A毒だしの基本(朝Nux-v. 夜Sulph.)×7日間を摂る。
B浄化活性セットを摂る(肝じん要とNux-v.とSulph.を含む7種類の毒だしレメディーがセットになっています)
CスプリングKセット(朝、昼、夜の3本セット)を今から1ヶ月間摂る。花粉症の症状があるときは、随時摂るようにする。
D花粉症の症状がで出る前に、ホメオパスに相談して根本治療をする。
E症状があるときに、レメディーカード(ホメオパシー出版刊)に紹介されている「花粉症のレメディー」を症状別に摂ってみる(アリュームシーパー、ユーファラジア、アーセニカム、サバディラ、ナックスボミカ、ソーファー、ポースティーラ、ネイチュミュア)。 あるいは、スプリングKセットを摂る。
商品は、ホメオパシージャパンのホームページで確認してください。(HPで購入も可能です)
http://homoeopathy.co.jp/


このページのTOPへ
Copyright©2004-2005 日本ホメオパシー医学研究会 All rights reserved.