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食と環境
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ミネラル・毒出し・花粉症対策◇

「ミネラル」という言葉は、私たちが日常生活のなかでたびたび耳にするものですが、具体的なイメージが湧かない言葉でもあります。いくつかの辞書を見ても・・・生理作用に必要な無機物の栄養素で、通常は無機塩類のかたちで摂取されるもの、・・・鉄・カルシウム・亜鉛など・・・といった記述があるくらいです。
それでも、私たちはとりあえず「ミネラルは良いもの」という、あまりにも漠然としたイメージをもっています。それも、企業の広告・宣伝で培われたイメージなのですが、まさかそれが「からだに悪い」こともあるとは考えていません。
何しろ、体内のミネラルというのは微量です。ですから、逆に考えれば、微量であっても「ちゃんとある」のか「まったくない」のか、さらに「多すぎるかどうか」というような、微妙なバランスがきわめて大切なのです。今回は、体内のミネラルバランスの問題とホメオパシーによる毒出し、今年の花粉症対策をまとめます。


●実は詳しくわかっていないミネラルの役割

さて、体内ミネラルのバランスが悪くなると「体調不良」を招くのをご存知でしょうか?
そもそもミネラルとは、身体機能の維持・調整にとってきわめて重要な栄養素であると考えられていますが、実は詳しいことがわかっていません。またミネラルは、人の体内で合成することはできませんから、従来から不足による弊害が指摘されていました。そして、ミネラルの摂取不足が生じる客観的な条件もそろっていたのです。すなわち、日本では次のような情況が続いていました。

《ミネラル不足の理由》

1.農薬・化学肥料等による土壌の劣化から、野菜・穀物のミネラル成分が大きく減少した
2.食生活の変化から、野菜や穀物の摂取量自体も減少した

こういった理由から、多くのミネラルについて(特に「カルシウム」について)、不足が叫ばれ続けました。牛乳を飲め、小魚を食べろ・・・という栄養学者のアドバイスが説得力をもっていました。しかし、今やどうでしょうか?
サプリメントや健康食品の大ブレークで、今度は逆に摂取過剰の人が増えてきたのです・・・どんなことも『過ぎたるはなお及ばざるが如し』は真理であって、中庸の道が大切なようです・・・こうして、ミネラルの不足と過剰が並存する情況が生まれました。


●体内ミネラルの異常が体調不良の原因に?

さて、人のからだを元素のレベルでみてみると、たった4つの構成元素で約96パーセントを占めます。その4つの元素とは、炭素(C)、水素(H)、酸素(O)、窒素(N)です。そして、残りの4パーセントにあたる元素の総称がミネラルです。
ミネラルがすべてひっくるめて「4%前後」というのは、いかに微量な栄養素であるかわかるというものです。また、からだに欠かせないもの、いわゆる「必須ミネラル」は16種類あって、なかでも「必須構成7元素」と「その他必須微量元素」に分類されます。

 ○必須ミネラル(16種類)・・・・必須構成7元素(7)
                その他必須微量元素(9)

ところで、ミネラルはどんな働きをもっているのでしょうか? 詳しいことはわかっていないにしても、さまざまな研究は進んでいます。ここで簡単にまとめてみましょう。

《ミネラルの働き》

 1.体液量調整(血液や体液の浸透圧を調整)
 2.酸・アルカリ度の調整
 3.骨や歯の成分になる
 4.神経・筋肉を機能させる 
5.血液の凝固作用・酵素にも関係
 6.タンパク質・炭水化物・脂質などの代謝にも関係

まだまだ、今後研究が進めば出てくるはずですが、今現在で主な働きとして考えられているものでも、こんなにあります。また、同じ栄養素であってもビタミンとは違って、ミネラルの場合はそれぞれ相互間でバランスをとっています。ですから、バランスを失うと過剰症や欠乏症が発生しやすいのです。
そういうことで、微妙なバランスをとりながら私たちのからだで重要な役割を果たしてくれているミネラルは、一たびバランスを失ったとき(ミネラルバランスの異常時)には、健康維持が危うくなるのです。


●有毒ミネラルとは?

環境の悪化(農薬や肥料による土壌の劣化と汚染・水や食物の汚染・大気汚染など)と食の崩壊(ジャンクフードの増加)によって、私たちのからだのミネラルバランスは崩れています。その上、前記のとおりミネラルの摂取不足や摂取過剰によって、体内ミネラルがさらにアンバランスになっているのです。
すると、どんな状態が生じるのでしょうか?

たとえば、特定のミネラルが過剰に体内に蓄積して、有毒ミネラルになってしまった状態で表れる症状と考えられるものは、いかにも日常的にお目にかかるものです。

・食欲不振、胃腸障害 ⇒ アルミニウム
・しびれ、皮膚の痒み(皮膚炎)、多汗 ⇒ 水銀
・疲労、胃腸障害 ⇒ ヒ素
・食欲不振、疲労 ⇒ カドニウム

このように、消化器の障害や疲労といった症状が目立つわけですが、当人にとっては「からだが重い」とか「食欲がない」といったあまりにも日常的な症状であるため、まさかミネラルの異常による症状とは思いつきません。
したがって、有効な治療もできず、慢性的な不調に悩まされるというわけです。


●デトックスの1例【デトックスセット】

さて、ここでいわゆる毒出しが必要になります。溜め込んでいても何の役にも立たない「有害ミネラル」などは、さっさと外に出すのが健康への近道でしょう。
ホメオパシーでも、有毒ミネラルを排出する手段があります。まず初心者の方にお勧めするのが「デトックスセット」と「浄化活性セット」です。

以下に、ホメオパシージャパン鰍フ運営するホームページから、同社の許可を得て、消費者(利用者)の投稿を転載させていただきました。この方は「デトックスセット」を利用した方です。

《デトックスセットを飲み始めて1か月ほど経ち、脂肪が落ちたようなケース》

○投稿者:女性・31・北九州市

【質 問】
現在「デトックスセット」を飲み始めて1か月ほど経ちました。何を試しても脂肪が落ちませんでしたが、飲み始めて最初の生理が終了してから、脂肪が落ちたようです。生理中も全く生理痛もなく過ごせました。本当に感謝です。1つ質問なのですが、デトックスのサポートDX,Jは、ずっと飲み続けても大丈夫でしょうか? ある程度時間をおいて飲むべきなのでしょうか? 教えてください。よろしくお願いします。

【由井寅子先生の回答】
有害ミネラルは脂肪組織に蓄積して、代謝酵素の働きを阻害して脂肪が燃焼しにくくなります。こういう異物の蓄積は同時に心のこだわりを作る原因ともなります。こだわりはますます有害ミネラルを排泄しにくくし、ますます蓄積することで、ますます脂肪が燃えにくくなると同時にこだわりも強くなり、感情的葛藤をかかえやすくなるという悪循環に繋がります。よかったですね。うらやましいです。

以上、短い投稿とそれに対する回答ですが、「デトックスセット」を使っている消費者の生の声として、それなりに説得力があります。
ホメオパシーは、魔法でもないですし、いわゆる薬剤でもありませんが、その人の状態に応じて必要なものを使ってきちんと対応すると、きちんと結果を出してくれます。ぜひお試しください。


★浄化活性セットとデトックスセットのご案内★

現代人は、ミネラル過剰の害、薬害、手術の害、麻酔の害・・・など、多くの害毒を体内に抱え込んでいる・・・ホメオパシー医学では、そう考えます。
ですから、からだのなかから毒を出す(毒出し)ことは、とても有効な手段であり、必要なことと考えています。主にミネラルの害には「デトックスセット」を、薬害・予防接種の害には「浄化活性セット」をお勧めします。

※薬害などが酷い方や虚弱な方のために、「浄化活性セット」ソフトタイプもあります。お試しください。

○ホメオパシージャパンの商品ガイドをご覧ください。

http://www.homoeopathy.co.jp/


●2006年の花粉症対策

本年(2006年)のスギ花粉飛散量は、記録的だった昨年の十分の一程度、例年の半分という予想ですが、昨年までの飛散による抗原の蓄積が大きいため、油断できません。
そこで、花粉症の症状を少しでも軽くするために、ホメオパシーで花粉症対策をお勧めします。

@「肝じんかなめセット」をとる。

A毒出しの基本レメディー(朝 Nux-v. 夜 Sulph.)×7日間をとる。

B「浄化活性セット」をとる。
 (本セットは、肝じんかなめとNux-v.とSulph.を含む7種類の毒出しレメディーがセットになっています)

C「スプリングKセット」(朝、昼、夜の3本セット)を1か月間とる。
 (花粉症の症状がある時は、随時とることが大切です)

D「実用ホメオパシー(ホメオパシー出版刊)」に紹介されている Mixed pollen(花粉のコンビネーション・・・花粉症対策)と Mixed pollen & grasses(花粉のコンビ+草:草刈りの影響を受ける人に役立つ)のレメディーをとる。
 
E症状があるときに「レメディーカード(ホメオパシー出版刊)」に紹介されている花粉症のレメディーを、症状別にとってみる。
 (アリュームシーパー、ユーファラジア、アーセニカム、サバディラ、ナックスボミカ、ソーファー、ポースティーラ、ネイチュミュアなど)

○上記商品(単品レメディー・セット)のいずれも、ホメオパシージャパンのHPで注文できます。

http://www.homoeopathy.co.jp/
           
(次回は3月記事:3月上旬までにアップの予定です)

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