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ホメオパシーの花粉症対策◇

今や季節は花粉症シーズンの真っ只中です。政府はスギの木を減らしていくとか、花粉の少ない種類のスギを植林するとか、いろいろと対策を打ち出していますが、その成果が出るのはいつのことかわかりません。巷では「私たちが死んでしまったあとのことなら、何の意味もないのに・・・」という声もあって、やはり自分でどうにかするしかないようです。
またニュースによれば、スギの木のない島に花粉症の人たちを呼び寄せようという動きもあるということです。しかし、仮にスギはなくとも何か植物はあるのでしょうから、本当に花粉症から逃れられるかどうか、判然としません。実際、スギの木があまりない北海道や沖縄県でも、花粉症になる人はいます。

ところで今年は、ホメオパシーで花粉症に立ち向かうという方が増えています。通常は、抗アレルギー剤(抗ヒスタミン剤)でとりあえず症状を抑えるしかない方も、花粉の飛散量が比較的少ない今シーズンは、ホメオパシー療法を試みるチャンスといえるでしょう。
そういうことで、ホメオパシー療法による花粉症対策をまとめてみます。


●ホメオパシーは代替医療の一つとして認知されています

ホメオパシーはヨーロッパで生まれた医学体系で、いわゆる伝統療法(伝統医学)とも呼べるものです。ホメオパシーはすでに200年以上の歴史をもち、中医学(日本では漢方医学)や鍼灸、インドのアーユルヴェーダなどの東洋医学と同様に、歴史の試練のなかで生き残ってきました。
また現在、ホメオパシーは「補完代替医療」といわれるものの一つです。現代医学による治療だけでは思うような成果が得られない、もしくは、成果を得るための犠牲が大きすぎる場合に、現代医学の治療に代わる(あるいは並行して使える)ものになる可能性があります。
さらにホメオパシーは今や、欧米・ロシア・インドなどの国々を中心に多くの人に利用されていて、特にドイツ、フランス、英国、インドなどの国では、ホメオパシーは医学分野の一つとして確立されています。その証拠に、ホメオパシーによる治療に公的保険(健康保険)が適用できる国もあります。ロシアでもたいへん多くの人がホメオパシーを利用しており、一度はホメオパシーが根絶やしにされかかった米国でも、復活しているのです。
このように、世界的な伝統医学の見直しの流れ、また、対症療法である近代医学への反省から、ホメオパシーが世界的に大きな支持を得ているのです。


●ホメオパシーは心と体を癒すものです

ホメオパシーは、いわゆる「ホリスティック医学」を構成するものです。このホリスティック医学とは、人間を全体的にとらえる(「holistic」=「全体的観点にたつ」)医学です。ですから、人間をただ単に「細胞が集まったもの」と見なすような立場ではありません。
これまで主流であった近代西洋医学では、可視的な症状(すなわち、多くが身体的な症状)に注意を向け、その症状を消し去ることを主な目的としてきました。ですから当然、薬物治療や外科的手術が中心となったわけです。しかし、ホリスティック医学の立場では、身体的症状だけではなく、患者の精神や感情についても治療の対象となります。

ホメオパシーは、そのようなホリスティック医学の進歩・発展には欠かすことのできない存在と考えられます。なぜなら、ホメオパシーの手法は、レメディーを与えることで患者の自然治癒力にスイッチを入れ、その人自身の力で健康な心と体を取り戻す、すなわち「心と体をトータルに癒す」という全体的なものだからです。
しかも、ホメオパシーは単なる対症療法ではありません。患者自身の自然治癒力(バイタルフォース)を引き出すわけですから、根本治療なのです。


●花粉症はアレルギー疾患の一つです

花粉症は、単純にいうと「花粉へのアレルギー反応によって生じる主に鼻粘膜の炎症(喉粘膜や結膜<目>などの症状もあり)」ということになります。ですから、アレルギーの病気なのです。他にも、喘息、アトピー性皮膚炎、化学物質過敏症など、さまざまなアレルギー疾患があります。
しかし花粉症の場合、原因は花粉だけと考えることはできません。遺伝的に引き継がれたアレルギー体質、生活環境のなかにあるアレルゲン(マンション等密閉住宅でのハウスダスト、交通量の多い地域ではディーゼルエンジンの排気ガス、他)、食環境の悪化(食物の農薬汚染、化学調味料等の摂取、他)など、さまざまな要素が絡み合った複合的要因が前提になっていると考えられています。ですから、花粉だけがアレルギーを起す原因ではないのです。
そういうことで、スギやヒノキなどの花粉に加えて、他のアレルゲンなどの複合的要因が存在することで、花粉症を発症すると考えた方が自然なのです。

【アレルギーとは何か?】
アレルギーとは、ある特定の物質(抗原)に対する免疫反応によって生じる生体の過度な反応のことです。


●ホメオパシー療法で花粉症に挑んでいる方の声

以下は、花粉対策用のレメディーを販売しているホメオパシージャパン鰍ノ寄せられた利用者の声です(ホメオパシージャパン鰍フ了解を得て紹介させていただきます)。

《5年ほど前から毎年悩まされていた花粉症がホメオパシーでほぼ改善し、すっかりトリコになったケース》

30代女性・宮城県在住

こんにちは。5年ほど前から毎年悩まされていた花粉症がホメオパシーでほぼ改善し、すっかりトリコになりました。
私の息子も喘息で2年近く治療を続けてきましたが、吸入を嫌がるようになったのを機にホメオパシーに切り替えました。まだ完全とは言えませんが、自分で痰を切れるようにもなり、改善されてきています。


《ミックスド・ポーレン(Mixed pollen)で、やっとアレグラから卒業しました》

40代男性・神奈川県在住

もう20年来の花粉症患者です。最初のうちは市販薬(抗ヒスタミン薬)で適当に済ませていましたが、眠気のために仕事がはかどらず、ここ5年くらいは処方薬のアレグラを使っていました。
毎年1月末からアレグラを服用。2月はいいのですが、3月下旬あたりから効き目が悪くなるような感じがあり、体もだるくなるため、点鼻薬やら中国茶(テン茶)やら総動員で対処していました。
今年は、あの『実用ホメオパシー』に出ていたミックスド・ポーレンというレメディーを、ホメオパシージャパンの通販で手に入れ、さっそく試しましたが、好転反応が出て大当たりでした。ソーファーやナックス・ボニカなどのレメディーも同時にとっていたのですが、体のあちこちに発疹が出てもうたいへんな痒さ。でも、くしゃみや鼻水も出なくなりました。
痒さを抑えるためビーワックスCクリームを塗り、ソーファーもとるのを止め、ミックスド・ポーレンも1日おきにとるようにしました。すると発疹も引いて、まずまず快適な状態です。もうこれからは、花粉症の薬は必要ないのではないか、そう思うと、人生バラ色、春爛漫です!


●2006年の花粉症対策はホメオパシーで!

本年(2006年)のスギ花粉飛散量はそろそろピーク。記録的な飛散(悲惨)量だった昨年に比べればましですが、昨年までの飛散による蓄積が大きいため、多くの方に症状が出ています。
スギ、ヒノキなどの花粉症の症状を少しでも軽くするためには、ホメオパシーによる対策をお勧めします。

《対策1》毒出しを進めながら、花粉症のレメディーをとる

『肝じんかなめセット』や「毒出し」の基本レメディー「Nux-v.ナックス ボニカ」と「Sulph.ソーファー」をとる。または『浄化活性セット』をとる。
それと同時に、下記の花粉症対策セットやレメディーをとる。

※『浄化活性セット』は、『肝じんかなめ』と「Nux-v.」と「Sulph.」を含む7種類の「毒出し」レメディーがセットになっています。


《対策2》花粉症対策のセットやレメディーを使う

『スプリングKセット』(朝、昼、夜の3本セット)をとる。

※花粉症の症状がある時は、本セットを随時とることをお勧めします。

○『実用ホメオパシー』(ホメオパシー出版刊)で紹介されている「Mixed pollen」(花粉のコンビネーション・・・花粉症対策)や「 Mixed pollen & grasses」(花粉のコンビ+草:草刈りの影響を受ける人に役立つ)のレメディーをとる。
 
○症状があるときに『レメディーカード』(ホメオパシー出版刊)で紹介されている花粉症のレメディーを、症状別にとる。

 (アリュームシーパー、ユーファラジア、アーセニカム、サバディラ、ナックスボミカ、ソーファー、ポースティーラ、ネイチュミュアなどの各レメディー)

【上記商品(単品レメディーまたはセット)はいずれも、ホメオパシージャパンのHPで注文可。また、ファックスや電話の注文も可】

http://www.homoeopathy.co.jp/
           
(次回は5月記事:5月上旬までにアップの予定です)

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