ホメオパシーとは? 
1.ホメオパシーとは
2.気付きと自然治癒 3.希釈と振盪
4.ケース紹介
5.英国と世界
6.日本の現状
7.バイタルフォース
■波動の世界 1999年11月 ホメオパシーの理論と実践
ロイヤル・アカデミー・オブ・ホメオパシー学長 由井寅子

Z Vital Forceの図解(図は省略させていただきます。)
意識のパタ−ンや記憶は、自由エネルギーを低下させ、安定化パターンとしての場を形成する。こうなるとVital Forceはそこで回転エネルギー(心の質量)に転換され、Vital Forceのスムーズな流れが滞ると同時に回転と共に観察の中心位置が形成されるので、そこに自己が誕生する。これがVital Forceの流れの停滞を維持する力となる。 ここに同じパターンとしてのレメディーを投入すると一時的に場が共鳴増幅し、不自然な自己との直面が起こり、細胞レベルあるいは顕在意識レベルでの気づきが起こり、自然治癒力が始動し囚われの自己の紐解きが始まる。そうしてVital Forceが流れ出すと考える。 場が共鳴増幅することによって気づきが起こる理由は、状態変化のないところでは何の認識も得られず、安定的自己が変化することによって初めて、認識主体の移行が起こり、その不自然な自己を(Vital Forceの渦の中に住まう真我)が認識し、自然になろうとする意志が働くと考える。 だからホメオパシーの極意は、如何に相談者の不自然な意識パターンにマッチするパターン(レメディー)を送り込み共鳴させ、意識場を変化させる(バランスを崩すか)にあると言えるのである。 情報とは情報であり、それ自体は無次元の非エネルギー的なものです。 しかし情報自体の周波数というものもあります。即ち非エネルギー的な形の大きさ、情報の細かさと表現したら良いでしょうか? 情報自体は、物質的なものではありません。ちょうど光や音が物質的なものではなく、状態変化という情報であるようにです。この非常に微小な情報が水分子の構造の中に蓄えられると考えます。情報が微小になれば、水分子を構成するより微小な部分に影響を及ぼし、その影響がより大きな水分子が形作る構造の中に反映されてきます。科学の仕事とは事実から新しい論理を構築することにあるだろう。それはより包括的なものの捉え方であり、量子の世界に代表されるもっと細かいパタ−ンから全体を捕らえなおした姿だと考えている。そして量子の世界とは私達の認識の限界との対面であり、ホメオパシ−の原理も作用部位も、私達の認識の限界を超える所にあるのかもしれない。私達は光速は絶対だと教えられる。しかし私達が自分達の意識の周波数を越える現実を認識できないという単純な原理に基づいて、私達の認識限界が光として現象化しているに過ぎないのかも知れない。私達の意識のスピ−ドを超えて速いエネルギ−を観測することは出来ず、あらゆる現実・あらゆる世界には、その現実の壁・認識限界の象徴として、光が存在すると言えると思うのである。光は質量を持たないが、それは質量とは私達の意識の周波数から観察された梱包された光の量を意味するからだろう。要するに私達の意識の回転スピ−ドと同じ光は、質量として観測されることはないと考えるのである。光が質量へと転換するのは光が場に捕らえられ、回転エネルギ−に転換されるからで、それ故質量とは私達の観察する時間に於ける光の密度と考えて良いかも知れない。 場というものはエネルギーの運動パターンを方向付ける意識の運動パターンであり、その意識の運動パターンの中心に自己が存在し、あらゆる森羅万象の中心には自己という意識の中心があり、全てはその自己に従って現象化していると考える。したがって、質量とは位置量であり、自己量であり、意識量の反映と考えるのである。 かつてアインシュタインは、微小な世界では位置と運動量を同時に知ることは出来ず、確率的にしか知ることができないという量子論に憤りを覚え、<神はサイコロ遊びをし給わず>と言ったらしいが、彼は正しいかも知れない。私達自体の観察参照波としての意識の周波数が増大すれば、そこにはやはり法則があり、電子が取り得る唯一の道筋を通って現象化している筈だと思うからである。微小な世界が確率的に決められているのではなく、私達の観察力の及ばないところでは、確率的にしか知ることが出来ないと考える方が自然だと思うのである。 高希釈倍率のレメディーは、そのような私達の認識限界を超えた電子よりも微小で、それ故もっと周波数の高い振動パターンに作用していると考える。